去年(2020年)の秋から
我が家に家族が増えた
トイプードルの女の子
名前は「はな」。
※ちなみにタイトルに「はな。」とあるけど
「。」までが名前と言うことでは無いです
一人っ子の息子は、物心ついた頃から
相棒に犬を欲しがっていた
私も夫も、そりゃ居たらいーよねと思っていたし
いつも欲しかったのも事実。
でも、我が家は共働きで家を空けることも多かったし、こまごました私の仕事の材料などもたくさんあるし、誤飲だなんだで肝を冷やすことは間違いなく
そして結局のところ
お世話をするのは母。
なんでもかんでも結局、母。
な、こともわかっていたので
「むーりむり無理」と
諦めてもらっていた
歳を重ねる度に、息子もそれを言うのをやめていた
それが去年、夫が会社を辞め、フリーになり
自宅で仕事をすることになった
ふと、
もしかして「飼えるときが来たのかも」と
私の中で犬を意識するようになった
その意識がどんどん膨らみ
街行く犬。
テレビの犬。
お店の犬。
インスタでの犬。
Amazonで何か注文しようと思ってスマホを開いてもSafariで検索しているのは犬。
すっかり犬脳になっていた。
そんな私に洗脳され、夫も犬の情報を調べては仕入れた知識を私に話すようになり、逆にまた私が洗脳されると言う逆輸入犬洗脳みたいなことにもなっていた。
もう心は決まっていたのだろう。
そしてある日、
10歳になったばかりの息子に聞いてみた
「最近は、もうワンコが我が家に仲間入りする事は考えなくなったの?」と
そしたら彼はこう言った
「やっぱ、お世話するの大変だと思うし、俺も今は手いっぱいだし」
ツッコミどころ満載に
とにかく、いらないと言うことだった
…いやいやいやいや
ちょい待て
こちとら犬脳です
すっかり準備整ってるっす
と、言うわけで勝手に
母と父が我が家に犬を迎え入れ
息子はいきなり仲間が増えたことに
とまどいながらも、とても喜んでいた
いまやすっかり、
居ないことなど信じられない、我が家みんなの愛しい「はな」。
我が家に来てくれてありがとうな日々である

京子